缶詰。

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合宿 in 美浜文化ホール。例年は岩井海岸の民宿ですが、今年は初の試みとして千葉市内で「通い」合宿。
京葉線の検見川浜駅近くにある、千葉市内では最も新しいホール。施設自体が新しくてキレイだし、楽屋やロビーなんかも広々としていていい感じでした。
キャパ400未満ながらステージの間口&奥行きはそれなりにあるし、真っ黒なホールはまるで小さな普門館のよう。
ただ、音響的にはコンサートホールとしては使うことはあまり重視されてない感じです。「ちゃんとした」反響板があればまた違うんだろうけど、用意されているのは床面設置型のちゃっちい仮設反響板のみだったみたい。
シューボックススタイルの小ホールのほうは「音楽ホール」と名が付いているものの、当然キャパも大ホールより小さく、ステージもピアノの発表会ができる程度の大きさ。フルバンドはとてもじゃないけれども乗れませんね。
4階にあるリハ室はありえない広さと天井の高さでなかなか快適。4階とはいえ大きなエレベータがあって1階のホール楽屋口との動線はそこそこ確保されていました。
青葉の森のホールなんてリハ室ないですしねー(「リハーサル室」と名前の付いた会議室が1部屋、しかもステージとの行き来に階段を使わないといけない)。

というわけで千葉市にあるホールとしては比較的まともな部類ですが、決して大きい箱ではないし音響的にもちょっと微妙。中途半端な感じは否めません。

なんで千葉市にはいいホールが一つもないんだろう…。


練習の方はいい感じでボロボロです。今年はプログラムに吹奏楽オリジナルが1曲もないのでクラリネットセクションは例年以上に理不尽な苦労を強いられています。音高いし細かいし休符ないし。

アレンジものがキライなわけでは決してないけど、弦楽器のパートをそのままそっくり移してきたような露骨にひどい編曲が施されてるのはほんとどうかと改めて思ったのでした。

最近出版されてるような管弦楽曲のアレンジもの、ことに日本人作・編曲家の方々の作品は、鳴りにくい音域や無理のあるフィンガリングが回避されてたりと、巧みなオーケストレーションが施されていて、アマチュアにも吹きやすいもの、小さい編成でも綺麗に響く作品が増えてますよね。こういう楽譜がもっともっと増えていけばな、と期待しちゃいます。

さて、明日も朝からホールに缶詰です。おやすみなさいませ。

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