Boot Camp。

ちょっと遅いエイプリルフールのジョークかと思いました。Windows XP on Mac。ちょうど創立30周年だったし、いかにもAppleらしい冗談じゃないですか。解説のページ見てもツッコミどころ満載。必要なものに「インストール手順を印刷するためのプリンタ」とか。ちゃんと手順を書いた紙がないとWindowsは難しくてインストールできませんよっていう皮肉ですね。

考えてみればIntel Macって中身は高性能なPCと何も変わらないのでWindowsは動いて当たり前、実際Intel Macが登場してからあちらこちらでWindowsをインストールしよう!みたいな動きがありました。それらがどうなったのかは知りませんが、ここにきてApple自らユーザにWindowsをインストールすることを認めたってところです。

インストール後はこれまでMacOS同士を切り替えていたのと同じ感覚で簡単にWindowsとも切り替えられる、具体的にはシステム環境設定から起動ディスクを選択するか、あるいはシステム起動時にoptionキーを押しておくと現れる起動ディスク選択画面を用います。このあたりの実装の仕方が実にAppleっぽいですね。
現在はPublic Betaの段階ですが、将来的にBoot CampはMacOS X10.5 "Leopard"の機能の一部になるとか。

ただし、AppleはあくまでユーザにWindowsをインストールする"手段"を提供するだけで、Windowsを販売することはない(つまりWindowsをプリインストールしたMacを出荷する予定はない)し、サポートをする気もないと明言しています。
そして標準状態では、インストールされたWindowsはMacOS Xパーティションをマウントできない、つまりWindowsがMacOS X環境に悪影響を与えることはないってことですね。そしてMacOS X上のBootCampユーティリティを用いれば簡単にWindowsパーティションを消し去れる。この潔さがAppleのWindowsに対する姿勢を表してるみたいで興味深い。

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横幅。

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いきなり見苦しい部屋の写真で申し訳ないですが、ちょっと思わぬ収入があったので液晶モニタを新調。ソニーの17インチSXGA(1,280x1,024)モデルが価格もこなれていたのでどーんと購入しました。ほんとは同じSXGAでも19インチのがいろいろよかったんですが価格がちょっと高いのと、それ以上に机上スペースの問題でしぶしぶ17インチに。

ずーっと使ってた15インチXGA(1,024x768)の画面は確かに狭いですが、実はあんまり不便は感じてませんでした。MacOS XにはExposéがあるし、イラストレータなんかでもA4ヨコが原寸表示できればほぼ差し支えありません。え?覆い被さるパレット?そんなものはTabキーで消してしまえ!(これ、Photoshop&Illustratorで一番よく使用するショートカットな気がします)。

でもやっぱり広いディスプレイ使っちゃうともう元には戻れません…。まるで机が広くなったみたい。

で、PowerMacG5は標準で2枚のディスプレイ接続をサポートしているので、これまで使ってた15インチもそのまま繋げて憧れのデュアルモニタ環境に。とっても快適です。

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Mac(Intel)。

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新しいiMacMacBook Pro。昨年よりアナウンスされていたIntel Macが遂に発表されました。DualCoreプロセッサ搭載とのことで大幅な性能アップが図られているようです。あえて従来とほとんど同じ筐体デザインのまま登場させたのは、「IntelベースになってもMacの本質は変わらないよ」というAppleからのメッセージに違いありません。

ホントに速いんでしょうか。互換性はどうなんだろう。気になることはたくさんありますが、実は思ってたよりもIntel化の影響って小さいんじゃないかと。2006年中に全てのラインナップをIntelベースに移行するそうな。ウチのG5は「最後のPowerPCマシン」となるか。頑張れApple。

SteveJobs氏の基調講演(録画)はこちら

全くの余談ですが、SteveJobs氏のプレゼンテーションは毎回素晴らしいですよねー。聞き取りやすい言葉、ウィップに富んだジョークを織り交ぜてのデモ、エレガントなスライド、そして巧みな演出。英語はほとんど解らないけれど彼の言いたいことは伝わってきます。

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依存。

メインで使っているG4が起動しなくなりました。
前から、なーんかアヤシイなーと思いつつもだましだまし使えてはいたですが、2週間ほど前に一度カーネルパニックを起こして起動しなくなったんです。そのときはOSに問題あるのかな、そういやこのシステムはMacOS X出てからずーっとアップグレードで使っているからそろそろいろんなトコロに綻びが出てきてるんだろー、なんて思い、一度設定なんかを別のHDDに待避させた上で10.4を新規にインストール、とりあえずキレイなシステムになってしばらくは動いてました。

...が、昨日何かの拍子にまたカーネルパニックが発生。再起動してもすぐカーネルパニックで固まってしまうように。画面描画が乱れたり(ノイズが残る)、たまにメモリモジュールが片方しか認識されてなかったりしたので、イヤーな予感がしたのです。
HDDに修復不可能なトラブルを負っていたので、初期化してOSから再インストールとか試みたのですが、何度やってもダメ。原因はハードウェアかなぁと思い、PRAMクリアしてみたりメモリ一度抜いて別のスロットに挿し直してみたり、CPUを標準のに戻してみたり(こいつはもともと533MHzなんですが、Sonnetのコレで1GHzにアップグレードしているのです)いろいろ手は尽くしましたが、いっこうに直る気配がありません。

居間にあるiBookを部屋に持ち込んで使ってますが(自分のPowerBookじゃ遅くて...)、たかがMac一台使えなくなっただけでこんなに不便だとは思いませんでした。常時起動したまま(使わないときはスリープ)って使い方をしていたのでそれが祟ったのでしょうか。一度もシステム再起動せず3ヶ月とか平気で動いてたので、MacOS Xの安定性ってすっげーなーって思いつつも、やっぱハードウェアへの負担は大きくなるのかな...。

とりあえずいつまでもこのiBookを使ってるわけにはいかないのでなんとかしなければいけないんですが・・・どうしよう、G5買っちゃおうかな(笑)。

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マウス考。

気になっていたMightyMouseをようやく購入しました。いやはや、使えば使うほど「Appleらしいマウスだよなぁ」と思ってしまいます。
外観は言うに及ばず、細かな使用感、例えばクリック感ひとつにいたるまで綿密にデザインされた、Appleの”モノづくり”に対する姿勢を垣間見ることの出来る久々の製品と感じます。

近年増加の傾向にあるWindowsから乗り換えてきたユーザーやUNIXな視点からMacOS Xを使っているユーザーの要望に対する回答として、そして昔からMacを使っているユーザーへの新しい操作方法の提案として産み出された、Apple流の多機能マウスです。

「コレどうなの?」ってよく聞かれますが、是非オススメします。マウスに対する考え方、ちょっと変わりますよ。

オススメするには理由があるからなんですが、とんでもなく長くなるので折りたたんでおきます...
お時間ある方だけお読みくださいな。

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